03-7

ジムの遺体がケンの邸宅前に捨てられていたとき、コロンボは、
「コートが薄くて、なんだか寒くなってきた」と言っています。
明らかに、泳げるような季節ではないですね。
しかも、夜間は寒くなりそうな別荘地ですよね。一方でコロンボが
ケンの別荘へ行った時には「車が陽に照らされると後でたまらない」
と言っているので、真夏のような気もします。
ということは、昼夜の寒暖差が激しいのでしょう。
そうであれば、ラサンカさんの昼間の服装も理解できます。
ラサンカさんが殺された翌朝の現場に集まった人たちの服装は、
暑いとは思えません。朝方は冷えるのでしょう。
夜は、泳ぎたくなるような気温ではないでしょうね。
ラサンカさんはケンに好意を持っているので、泳ごうという提案に
対して無下に拒否するような言動を避けたのでしょう。ヤンワリと、
しかもキッパリと否定したのだと思います。好きになった者の弱みで
その提案に対して不信を持つ余裕もなかったのでしょう。