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大佐にとっては歴史ある陸軍幼年学校を守ることが最も大事であった。
黄金のバックルにおいては、美術館を守ることが最も大事だった。
愛情の計算では、息子を守る。
恋に落ちたコロンボでは、娘を守る。
別れのワインでは、会社と会社の尊厳を守る。
死者のメッセージでは、姪の魂を守る。
そういう点で共通している。
こういった私利私欲では無いところに犯罪動機がある場合の往生際は
きれいなものです。コロンボと犯人との間での最終的な信頼関係もできます。
また、わたし的にはエピソードの評価も高くなります。